オーストラリアで「雷雨ぜんそく」発生!
皆さんは、雷雨ぜんそくという言葉を聞いたことがありますか?
雷雨ぜんそくは、花粉の飛散量の増加と雷雨が重なっておきる症状です。
一般に花粉の粒子は鼻毛でブロックすることができるのですが、
大雨が降った時などは花粉が水を吸い、破裂して本来よりも小さくなって
飛び散ります。
それらが強風で飛ばされて、体内に侵入することで咳や呼吸困難を引き
起こしてしまうのです。
なかなか現実のこととしてイメージがしづらいですが、
実際に先週オーストラリア南部のビクトリア州では雷雨ぜんそくが発生し、
現時点で死者数は6名、病院へ搬送されたのは8500名と報道されています。
ちなみに、雷雨ぜんそくはアメリカ、カナダ、イギリス等でも確認されています。
日本でも、花粉の飛散期に大雨が降ると小さな粒子が増加しているという
報告があります。
よって、日本ならば絶対安心ということではなさそうですね。